A)生理痛のためのピルがありますので、ぜひご相談ください。
スポーツ庁の調査では、女子生徒の80%は月経による勉強・運動に影響があると答えています。
またそうした不調について相談しない生徒も多くいることがわかりました。
日本女性心身医学会では、日常生活などの工夫や鎮痛剤の使用でもつらい場合は「ぜひ産婦人科でご相談してみてください」と勧めています。
月経が始まりしばらくすれば、高校生なら(状況に応じては中学生でも)生理痛用のピル(健康保険適応)を使うことができます。
このような治療用のピルを使うことで、将来の妊娠などに影響を与えたりすることはありませんので、ご安心ください。
当院でもよくお話を聞き、場合によっては子宮内膜症などがないかをお腹からのエコーで確認したりします。長期的に使うようになれば、年に一度くらいの定期検診(採血)を行い安全に使えるよう考慮しています。
最初はお母様と一緒に相談されるのも良いと思います。
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